三つの事業
教育文化セキュリティ財団という名前には、私たちが大切にしている三つの柱が込められています。
歴史ある場所を舞台に、光と音楽、書やアートで、人が文化に出会い、心を動かされる機会をつくる。
- 歴史的建造物を光で包むプロジェクションマッピング
- 能・歌舞伎や書を、現代の表現とともに届ける
- 文化継承会で、文化を支える仲間を増やす
文化を、失われる前に守る。建物や作品の「今」を3Dで記録し、改ざんされない確かな形で、未来へ手渡す。
- 高精細3Dスキャン・写真計測による記録
- ブロックチェーン技術で、記録が本物であることを証明
- 大学・教育機関と連携した、研究と記録
AIがあたりまえになる時代に、人としての在り方を学ぶ。6歳から80歳まで、すべての人へ。
- AIL検定で、価値・判断・責任・行動を学ぶ
- 教える立場の人を育てる、指導者の育成
- 才覚診断で、才能を生かす人を支える
光と映像のアートプロジェクト
Wrapping The Earth は、歴史ある建物を光と映像で包み込むアートプロジェクトです。寺社や文化財の建物そのものをキャンバスに見立て、その場所が持つ歴史や物語を、光と音楽で浮かび上がらせます。
ふだんは見過ごしてしまう建物の美しさに、多くの人が足を止め、見上げる。その一瞬が、文化を「自分ごと」として感じる入口になると、私たちは考えています。
活動の原点は、2024年元日の能登半島地震です。文化と人の心にもう一度光を灯したいと考えて始めました。

国宝や重要文化財をはじめとする歴史ある場所で、その土地の物語を、光と音楽で描いてきました。
- 築地本願寺
- 水間寺
- 浅草神社
- 迎賓館赤坂離宮
- 根津神社
- 三井寺
日本の文化を次の世代へ
千年以上受け継がれてきた書道。職人や作家の手が生み出す工芸やアート。そして今、世界中の人々に愛されている漫画やアニメ。
そのどれもが、誰かが守り、誰かが伝えてきたからこそ、今ここにあります。私たちは、伝統文化もポップカルチャーも、等しく「次の世代へ残すべき日本の文化」と考えています。
伝統文化を守るだけでなく、若い世代が実際にふれて好きになる機会をつくることが、文化を次の世代へつなぐ近道だと考えています。
一画に込められた心を、国内外へ届ける
伝統と現代の表現を重ね合わせる
ポップカルチャーも、文化遺産として次の世代へ
書とアートの取り組み

吉川 壽一
書家
力強く躍動する書で、国内外から高い評価を受ける書家。大阪・関西万博のUAEパビリオンでは、UAEの書道家との共演を果たしました。

憲真
当財団 文化特使
書とアートを融合させ、忍者の装いで大作を書き上げるパフォーマー。羽田空港にて、当財団の文化特使に就任します。

ONE WORLD
羽田エアポートガーデン・東京タワー
世界中の人が行き交う羽田と、東京のシンボル・東京タワーで、書作品を展示しました。旅の途中で、ふと日本の文化に出会う場です。

東京大学 安田講堂で、音楽と文化をテーマにしたチャリティー公演を開催しました。
公演の概要を見る文化財を3Dで記録する

歴史的な建物は、雨や風、地震や火災、長い年月の中で、少しずつ姿を変えていきます。だからこそ私たちは、建物の「今」を、高精細の3Dデータとしてまるごと記録しています。形や色、木目の一本一本、刻まれた傷まで。目の前にあるうちに、ありのままを残すために。
- RECORD3Dで記録する
- PROTECT改ざんされない形に
- PASS ON未来へ手渡す
記録を残す理由
- もしものときにRestoration
災害などで失われてしまっても、記録が修復や再建の確かな手がかりになります。
- 学びの場でLearning
教室にいながら、本物に近い姿で文化財を見て、学ぶことができます。
- 未来のためにLegacy
今を生きる私たちが見ている景色を、まだ生まれていない世代へ手渡すことができます。
東京大学大学院 渡邉英徳研究室と連携し、根津神社をはじめとする文化財の3Dアーカイブに取り組んでいます。記録したデータは、ブロックチェーン技術で改ざんされない形での保全を進めていきます。
AIリテラシー教育
6歳から80歳まで6歳80歳
電話テレビAI
かつて電話が、そしてテレビが、気がつけばどの家庭にもあるものになりました。これからは、AIが同じように、私たちの暮らしにあたりまえにあるものになっていきます。だからこそ、格差が生まれる前に、誰もが安心してAIを使える社会をつくりたいと考えています。

人が担う役割
- AI
- 答えを出す
- HUMAN
- 問いを立て、責任を持つ
何を問うか、その答えをどう使い、結果にどう責任を持つのかを決めるのは、人間です。それが、これからの人間の大切な役割になります。
教えること
年齢や経験にかかわらず、誰もが毎日の暮らしの中で、安心してAIを活用できるように寄り添います。
AIがどれだけ便利になっても、人と人とのつながりや、人間としての役割は変わりません。人が人として幸せに生きていけるように。そのための学びを届けていきます。
AIL検定
知識や操作の速さだけでなく、私たちのAIリテラシーは、四つの力を大切にしています。
自分が大切にしているものを、自分の言葉にする
AIの答えを、自分の頭で考えて受け止める
自分の選択が、人や社会に与える影響を考える
学んだことを、日々の実践と社会への貢献につなげる
AIL検定は、子どもから大人、教える立場の人まで、段階に応じて学べる仕組みです。
過去から受け継いだものを守ること。これからの時代を生きる力を育てること。