AIリテラシーの核は、
「人としての軸」である。
AIリテラシーとは、AIを使いこなす技術ではありません。AIと共に生きる時代においても、人として大切にする価値を失わず、自ら判断し、自ら行動する力を育てること。 その軸となるのが NSV(価値の軸) と SP(行動の軸) です。AIL検定は、その軸を育てる教育の入口です。
AIが広がる今、教育の前提が変わっている
生成AIは家庭・学校・職場に急速に浸透する一方、教育制度はその変化に追いついていません。 子ども・学校・家庭の三者の間に「判断軸の空白」が生まれています。
中高生の生成AI
利用経験率
ベネッセ教育総合研究所 2024
教員が「AI課題の
評価方法がわからない」
TALIS 2024 関連調査
校内ルールを
整備済みの学校
文科省ガイドライン Ver.2.0
子のAI利用を適切に
管理できる保護者
内閣府調査 2024
AIを使うことではなく、
考えなくなることが問題
- AIはもっともらしい誤りを返す(ハルシネーション。誤情報率は文脈により3〜20%)
- AIは使う人が欲しい答えに寄り添い、確証バイアスを強める
- 便利さへの依存 → 思考の外部委託 → 自己判断力の低下、という連鎖
人間 = 判断
AI = 補助
判断者は、常に人間であるという設計
NSV ― AI時代に必要な「価値の軸」
NSVとは、AI時代においても人間が自分の価値の軸を失わないための6つの指針です。
本音を言語化し、本当の人間関係と本来のパフォーマンスを取り戻す。AIとの対話で整理し、人間関係に持ち帰る。
AIに答えを求めるのではなく、自分の120%をAIで加速させる。本気は動き出してから生まれる。
過去の実績から得る「信用」と、未来へ向けて選ぶ「信頼」を区別する。その使い分けが本当の共鳴を生む。
自分が飛び込むためにAIを使う。AIに冒険を肩代わりさせない。安全な土台があるほど外へ踏み出せる。
本来シェアすべき相手は人間。AIとの対話で言葉を整理し、それを人に持ち帰ることが本来のシェアを取り戻す道。
目的がある人がAIを使い、目的がない人がAIに使われる。自己肯定感の上に自己効力感を築く。
NSVは何を大切にするか、
SPはそれをどう生きるか
価値の軸
「何を大切にするか」。AIが正解を保証しない時代に、最後に何を信じるかを決める価値観の軸。
正直・120%・信頼・冒険・シェア・貢献
行動の軸
大切だと分かっていることを、実際の行動に移す力。日々の言葉・判断・ふるまい・選択の一つひとつにまで価値を落とし込み、行動として表していくこと。正しいと思っても、行動できなければ現実は変わりません。
検定の構造 ― 4つの級
一般的なAI検定が「知識・操作・効率」を測るのに対し、本検定は「価値・判断・責任・行動」を測ります。 知識だけでは合格にしません。
国民基礎級
対象
一般市民・中高生
試験形式
40問前後/選択式中心/事例問題あり
実務実践級
対象
社会人・自治体職員
試験形式
30問前後/選択式+ケース判断+短記述
教育者級
対象
教員・研修講師
試験形式
筆記+教材提出+模擬授業+口頭試問
制度設計級
対象
行政担当・制度設計者
試験形式
提案書+面接+審査会
試験は「知識・判断・記述・実践」の4本柱で構成
知識
AIの仕組み・NSV・SPの理解(選択式)
判断
事例への対応・リスク判断(ケーススタディ)
記述
判断理由の説明・論述(短記述・論述)
実践
人に教えられるか・行動に移せるか(模擬授業・面接)
教育者を起点に、段階的に広げる
軸を持った大人がいなければ、子どもへの教育は機能しません。まず教育者と実務を担う大人が運用できる状態をつくり、次に子どもたちへ展開します。
制度・教育者・実務(同時並行)
- ・制度設計、倫理監修、評価設計、更新制度
- ・NSVとSPの理解、AI依存リスクの理解、指導法習得
- ・役所・企業・現場でのAIの安全活用
子どもたちへの展開(Phase 1 完了後)
AIを安全に使え、迷った時にNSVで立ち止まれる――そんな力を、軸を持った大人が子どもたちに育てていきます。
教育者研修カリキュラム(全20時間・5期構成)
公式LINEで、自分の「軸」を知る2つの体験
公式LINEでは、あなた自身の軸を知るための2つのアプリを体験できます。AIリテラシーの第一歩は、AIを使いこなす前に「自分を知ること」から。まずは気軽に試してみてください。
才覚診断
あなたの価値観・才能・情熱を分析し、自分が大切にしている軸を可視化します。NSV(価値の軸)を知るための入口として。
AI Fluency診断
あなたがAIをどれだけ活用できているかのレベルを測定します。現在地を知り、次の一歩へとつなげます。
LINEアプリが開きます/友だち追加で2つのアプリをご利用いただけます
AIが広がる時代においても、
人間が自分の価値の軸を失わず、
自分の行動の軸を持って生きられる社会へ。
本検定は、NSV(価値の軸)・SP(行動の軸)という独自の枠組みを掲げています。 公益財団法人クロノス保全財団は、この理念のもと、教育制度の設計・運営・普及に責任を持って取り組みます。 学術的監修・政策的支援・教育現場との連携について、お気軽にお問い合わせください。