「Wrapping the Earth」築地本願寺プロジェクト、リハーサル無事終了
2024年7月10日に築地本願寺を舞台に開催するアートプロジェクト「Wrapping The Earth」の本番に先立ち、2024年7月9日、会場でのリハーサルが無事終了しました。
本プロジェクトは、歴史的建造物や文化的な場を光と映像で包み込み、その場所が持つ記憶や精神性を現代の表現技術によって再解釈する取り組みです。今回の舞台となる築地本願寺は、東京都中央区に位置し、独自の建築様式と長い歴史を持つ寺院として、多くの人々に親しまれてきました。
今回のリハーサルでは、本番に向けて、投影機材の設置状況、映像の見え方、ライティングの調整、観客の動線、安全管理体制など、複数の項目について確認を行いました。プロジェクションマッピングは、単に建物に映像を映すだけではなく、建築の形状、周辺環境、鑑賞位置、来場者の流れを総合的に設計する必要があります。現場での事前確認は、作品の完成度だけでなく、安全で心地よい鑑賞体験を実現するうえでも重要な工程です。
■ リハーサルで確認された主な項目
- プロジェクションマッピング機材の設置方法と安全性の確認
- 建築の形状に合わせた映像投影位置の調整
- ライティング効果と周辺環境との調和
- 観客の動線および視点場の最終確認
- 緊急時の対応手順と運営体制の確認
本プロジェクトでは、長谷川章による映像表現を軸に、会場の特性や来場者の動線を踏まえた準備が進められました。クロノス財団では、関係者間の役割設計や観客動線の整理を行い、来場者が安心して作品と向き合える環境づくりを進めています。
「築地本願寺の荘厳な佇まいを光と映像で包み込むことで、普段見慣れている風景にも新たな視点を生み出すことができます。本番では、来場者の皆さまに、建築と光、祈りの空間が重なり合う特別な時間を体験していただければと思います。」
■ 地域社会との協力
本プロジェクトの実施にあたっては、築地本願寺の関係者をはじめ、地域の皆さまとの連携を重ねながら準備を進めてきました。歴史ある場所を舞台にした表現活動では、会場の持つ文化的価値を尊重しながら、周辺環境や来場者への配慮を行うことが欠かせません。リハーサルでは、イベント当日の運営導線や安全確保についても確認し、関係者間で本番に向けた最終調整を進めました。
■ 環境への配慮
本プロジェクトでは、環境への影響をできる限り抑えるため、機材や運営面においても配慮を行っています。再利用可能な資材の活用、エネルギー効率を意識した照明機器の使用、会場周辺でのごみ削減など、文化イベントとしての魅力と持続可能性の両立を目指しています。
■ 本番に向けて
7月10日の本番開催に向けて、映像、照明、音響、運営体制の最終調整を進めています。当日は、築地本願寺の建築美とプロジェクションマッピングによる光の表現が重なり合い、来場者に新たな文化体験をお届けする予定です。クロノス財団は、本取り組みを通じて、伝統文化の継承と新しい鑑賞体験の創出に取り組んでまいります。